スラッシュマツ

Pinus elliottii
Pine, Slash
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.54 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
曲げ強度 (MOR)
112 MPa

物性データ

比重(12%含水率時)0.59
基本密度0.54 g/cm³
曲げ強度 (MOR)112 MPa
弾性係数 (MOE)13.7 GPa
圧縮強度(繊維方向)56,100 kPa
圧縮強度(繊維直交)7,000 kPa
せん断強度11,600 kPa

特徴・解説

米国南東部の湿地周辺に自生し、サザンパインの中で最も成長が早く、かつ最も重硬な部類に入ります。密度は約590kg/m³に達し、曲げ強度(MOR)は112MPaと針葉樹としては驚異的な数値を誇ります。これは日本のカラマツを大きく上回る強度です。非常に高い樹脂含有量を持ち、かつては海軍軍需品(タールやテレピン油)の主要供給源でした。その強靭さから、重荷重がかかる工場や倉庫の床、梁などに最適ですが、非常に硬いため釘打ちには下穴が必須となります。

🎨 色味
心材は濃い赤褐色、辺材は黄色がかった白色。樹脂浸透により光沢が見られることもあります。
🌿 木目・肌目
木目は通直。年輪が非常に明瞭で、夏材部分が非常に広く硬いのが特徴です。
🛡️ 耐朽性
中程度から高い。樹脂分が豊富であるため、腐朽やシロアリに対して一定の耐性を持ちます。
🔧 加工性
やや困難。硬度が高く、樹脂が刃物や機械を汚しやすいため、こまめなメンテナンスを要します。
📦 主な用途
重構造建築の梁工場の床材橋梁材船舶材防腐処理デッキ