テナーセリムマツ

Pinus latteri
Tenasserim Pine
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.547 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈547 kg/m³

物性データ

基本密度0.547 g/cm³

特徴・解説

東南アジアから中国南部にかけて分布する二葉松です。密度は約0.547g/cm³とマツ属の中では比較的高く、日本のクロマツに近い重量感と強度を備えています。熱帯・亜熱帯の低地でも生育できる強靭な種で、樹脂(松脂)を豊富に含むのが特徴です。この樹脂分が天然の防腐剤として機能する反面、塗装を阻害したり、加工中に刃物を汚したりする原因にもなります。構造材としての適性が高く、力強い木目が好まれる用途に向いています。

🎨 色味
辺材は白黄色、心材は赤褐色。樹脂道が発達しており、全体に光沢がある。
🌿 木目・肌目
木目はやや粗く、はっきりとした晩材部が力強いコントラストを描く。
🛡️ 耐朽性
高い。樹脂分を多く含むため、マツ属の中では耐水性・耐朽性に優れる。
🔧 加工性
中程度。硬さがあるため手加工ではやや力が要る。ヤニ抜き処理をしないと塗装が剥げやすい。
📦 主な用途
建築構造材床板(フローリング)重包装用パレット杭材樹脂採取(松脂)