東南アジアから中国にかけて分布する針葉樹で、現地では「Dacrycarpus」属に分類されることもありますが、本種はマキ科らしい緻密な性質を持ちます。密度は約0.42g/cm³と中程度で、日本のモミやツガに近い軽やかさがあります。歴史的には東南アジアの山岳地帯で建築材として重宝されてきました。非常に柔らかく均一な材質のため、加工性は高いですが、強度的には構造材よりも造作材に向いています。乾燥時に反りが出やすいため、じっくりと時間をかけたシーズニングが必要です。