アルゼンチンやボリビアなどの南米高地に産する針葉樹です。密度は約0.43g/cm³と、日本のスギよりは重く、アカマツよりは軽い部類です。高地の厳しい気候で育つため、成長は緩やかで、非常に緻密な年輪を形成します。現地では「Pino del cerro(山の松)」と呼ばれ、古くから家具材として愛用されてきました。マキ科特有の樹脂が少ない性質を持ち、塗装や接着を阻害しません。ただし、大規模な商業流通は少なく、希少な地域資源としての側面が強い木材です。