コトカケヤナギ

Populus euphratica
Euphrates Poplar
Salicaceae
広葉樹
基本密度
0.396 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈396 kg/m³

物性データ

基本密度0.396 g/cm³

特徴・解説

中近東から中国の乾燥地帯、河川沿いに自生するヤナギ科の樹木です。過酷な塩分地帯や乾燥に耐える「生きた化石」とも呼ばれる強靭な樹種です。密度は約0.40g/cm³で、ポプラ類の中では標準的です。砂漠の生態系を支える重要な木ですが、用材としては節が多く、通直な長尺材を得るのが難しいという欠点があります。しかし、現地の風土に適応した貴重な木材資源として、古くから住居の構造材や燃料として生活を支えてきました。

🎨 色味
心材は赤みを帯びた褐色で、辺材は淡い黄色。他のポプラより色が濃い傾向がある。
🌿 木目・肌目
木目は不規則で、肌目は中程度。節が頻繁に現れるのが特徴。
🛡️ 耐朽性
中程度。乾燥地での使用には耐えるが、湿潤な環境下では腐朽が進行しやすい。
🔧 加工性
加工性は普通。ただし、成長環境により材の中に砂を巻き込んでいることがあり、刃物を傷めやすい。
📦 主な用途
伝統的な家屋の梁農具の柄彫刻燃料防砂林としての利用