ヨーロッパヤマナラシ

Populus tremula
European Aspen
Salicaceae
広葉樹
基本密度
0.373 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈373 kg/m³

物性データ

基本密度0.373 g/cm³

特徴・解説

ヨーロッパからアジアにかけて広く分布するヤナギ科の樹木で、日本のヤマナラシの母種にあたります。密度は約0.37g/cm³。この木材の特筆すべき歴史的用途は「サウナの内装」です。熱伝導率が低いため、高温のサウナ室内でも表面が熱くなりにくく、また樹脂を含まないため不快な臭いやヤニが出ません。非常に軽く柔らかい材ですが、繊維が粘り強いため、衝撃を受けても割れにくい特性があります。ただし、強風などで樹木が揺れると材内部に目割れが生じやすいのが欠点です。

🎨 色味
ほぼ純白に近い白から、ごく淡い褐色。光沢があり、非常に明るい印象を与える。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は緻密で均質。年輪はほとんど目立たない。
🛡️ 耐朽性
低い。耐朽性は乏しく、特に野外では急速に劣化する。
🔧 加工性
非常に容易。柔らかいためサクサク削れるが、刃物の研ぎが甘いと繊維が潰れる。
📦 主な用途
サウナのベンチ・壁材マッチの軸木毛(緩衝材)彫刻材パンの焼き型