ヨーロッパからアジアにかけて広く分布するヤナギ科の樹木で、日本のヤマナラシの母種にあたります。密度は約0.37g/cm³。この木材の特筆すべき歴史的用途は「サウナの内装」です。熱伝導率が低いため、高温のサウナ室内でも表面が熱くなりにくく、また樹脂を含まないため不快な臭いやヤニが出ません。非常に軽く柔らかい材ですが、繊維が粘り強いため、衝撃を受けても割れにくい特性があります。ただし、強風などで樹木が揺れると材内部に目割れが生じやすいのが欠点です。