中南米の熱帯雨林に自生するクワ科の樹木です。密度は約0.35g/cm³と軽量で、同科のイロコのような重厚さはなく、むしろバルサに近い軽軟な性質を持ちます。この樹種は樹皮が強靭なことで知られ、先住民が布(タパ)を作る材料として利用してきた文化史的背景があります。材は非常に柔らかく衝撃に弱いため、耐荷重性が求められる用途には不向きです。乾燥は容易ですが、腐朽しやすいため、一時的な用途や内装の非構造部分に限定して使用されるのが一般的です。