ヒイラギガシ

Quercus aquifolioides
Holly-leaf Oak
Fagaceae
広葉樹
基本密度
0.79 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈790 kg/m³

物性データ

基本密度0.79 g/cm³

特徴・解説

中国の高山地帯に分布する常緑のオークで、その名の通りヒイラギに似たトゲのある葉を持ちます。密度は約0.79に達し、非常に重硬な部類に入ります。日本のウバメガシに近い性質を持つと考えられ、緻密な組織構造が特徴です。厳しい環境で育つため成長が遅く、材は非常に安定していますが、入手性は極めて低いです。その硬さゆえに耐摩耗性に優れますが、釘打ちなどの加工では予備穴が必須となります。装飾的な価値よりも、物理的な強度が求められる部位に適しています。

🎨 色味
心材は黄褐色から赤褐色。辺材はより淡色で、全体的に均一な色調を呈することが多い。
🌿 木目・肌目
木目は交錯することがあり、肌目は非常に緻密。表面を磨くと美しい光沢が出る。
🛡️ 耐朽性
高い。組織が極めて緻密であるため、菌の侵入を許しにくく、物理的耐久性に優れる。
🔧 加工性
困難。密度が高く非常に硬いため、手工具での加工は困難。機械加工でも刃物の消耗が激しい。
📦 主な用途
高級工具の柄彫刻材耐摩耗板旋盤細工小型の工芸品