中国からベトナムにかけて分布する常緑のオークです。密度は約0.81と非常に重厚で、熱帯・亜熱帯産のカシ類の中でも特に優れた強度特性を持ちます。日本のイチイガシに近い、あるいはそれ以上の硬度を持つと考えられます。組織が非常に詰まっており、長期間の荷重に対しても変形しにくい強さがあります。一方で、その高密度ゆえに内部応力が溜まりやすく、製材時や乾燥時に大きな割れが生じやすいという欠点があります。熟練した乾燥技術が必要とされるプロ好みの材です。