西日本から中国にかけて広く分布する常緑高木です。密度は約0.73g/cm³と非常に高く、日本の広葉樹の中でも屈指の硬さを誇ります。アラカシ(粗樫)の名が示す通り、シラカシに比べて肌目が粗いのが特徴です。非常に強靭で粘りがあるため、古くから道具の柄や車両材として重宝されてきました。一方で、乾燥による収縮率が極めて大きく、板材として使用すると反りやねじれが激しく出るため、大面積の家具材としての利用には注意が必要です。