シラカシ(白樫)

Quercus myrsinaefolia
Bamboo-leaf Oak
Fagaceae
広葉樹
基本密度
0.717 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈717 kg/m³

物性データ

基本密度0.717 g/cm³

特徴・解説

日本、中国、台湾に分布する常緑広葉樹で、日本では「白樫」の名で親しまれています。密度は約0.72g/cm³と高く、非常に緻密で弾力性に富むのが最大の特徴です。アラカシよりも肌目が細かく、仕上がりが美しいため、古くから大工道具の台や武道用具(木刀)の最高級材とされてきました。乾燥による狂いは大きいものの、一度安定すれば非常に高い寸法安定性を示します。日本の文化と密接に関わってきた、機能美を象徴する木材です。

🎨 色味
心材・辺材ともに淡い黄白色から灰白色。全体的に白っぽく、清潔感のある色合いです。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目はカシ類の中では最も細かく、磨くと美しい光沢が得られます。
🛡️ 耐朽性
高い。非常に硬く、摩耗や衝撃に対して極めて強い耐久性を誇ります。
🔧 加工性
やや困難。硬いものの繊維が緻密で均質なため、鋭利な刃物を使えば非常に美しい仕上がりになります。
📦 主な用途
木刀鉋の台槌の柄建築用敷居運搬車の車軸