ツバキ科の広葉樹で、東南アジアから中国にかけて広く分布します。密度は約0.56と中程度で、日本のツバキ(約0.8)に比べるとやや軽く扱いやすい性質を持ちます。材は均質で粘りがあり、乾燥時に割れや狂いが出やすい点に注意が必要ですが、仕上がりは非常に緻密で美しいのが特徴です。ヒメツバキ属は熱帯の先駆樹種としての側面もあり、供給量は比較的安定しています。家具材としての評価は堅実で、日本のサクラ材の代用として使われることもあります。