バラウ

Shorea maxwelliana
Balau
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.83 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈830 kg/m³

物性データ

基本密度0.83 g/cm³

特徴・解説

Shorea属の中でも最高クラスの密度(約0.83g/cm³)を誇る、極めて重硬な木材です。マレーシアでは「セランガンバツ」としても知られるグループの一種で、その強度は日本のナラやケヤキを大きく上回ります。非常に成長が遅く、緻密な組織を持つため、耐荷重性能が求められる場所で真価を発揮します。一方で、その重さと硬さゆえに加工コストが高く、また乾燥に伴う収縮率も大きいため、精密な家具製作よりは、その堅牢さを活かした土木・外構工事に適しています。まさに「鉄の木」に近い性質を持つ実用材です。

🎨 色味
心材は黄褐色から茶褐色で、空気に触れると濃くなる。辺材は淡黄色で明確に区別できる。
🌿 木目・肌目
木目は深く交差しており、肌目は緻密。表面には独特の鈍い光沢がある。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。天然の耐久性が極めて高く、防腐剤なしでも長期間の屋外使用に耐える。
🔧 加工性
極めて困難。超硬刃物が必要で、接着も樹脂分の影響で注意を要する。乾燥割れが起きやすい。
📦 主な用途
屋外遊具桟橋の床板工場用床材船舶材大荷重用構造材