南米熱帯域に広く分布するノウゼンカズラ科の広葉樹です。同属には世界最強クラスの木材「イペ」が含まれますが、本種(属未特定)は密度0.67前後と、日本のケヤキに近い中庸な重厚さを持ちます。イペほどの極端な硬さはないものの、適度な強度と粘りがあり、構造材から造作材まで汎用性が高いと考えられます。熱帯産らしい均質な組織が特徴ですが、乾燥時に反りやねじれが生じやすいため、じっくりと時間をかけたシーズニングが重要となります。