ウラジロエノキ

Trema orientalis
Charcoal Tree
Cannabaceae
広葉樹
基本密度
0.345 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギより軽く、非常に軽量
密度(含水率12%時の推定)
≈345 kg/m³

物性データ

基本密度0.345 g/cm³

特徴・解説

熱帯アジアからアフリカに広く分布するアサ科の先駆樹種です。密度は約0.35g/cm³と極めて軽く、日本のキリやエノキ(同科)と比較しても非常に柔らかいのが特徴です。成長が非常に速いため、木材としての強度は期待できず、構造材には不向きです。しかし、その軽さと均質さから、かつては火薬用の高品質な木炭原料として重宝されました。乾燥は速いですが、放置すると青変菌による変色や虫害を受けやすいという欠点があります。現代では主にパルプ材や仮設材として利用される、資源循環の早い実用的な樹種です。

🎨 色味
全体に淡い黄白色から淡褐色で、心材と辺材の境界は不明瞭です。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目はやや粗く、光沢はほとんどありません。
🛡️ 耐朽性
非常に低い。湿気に弱く、接地利用では急速に腐朽します。
🔧 加工性
加工は極めて容易ですが、柔らかすぎて表面に傷がつきやすく、逆目も起きやすいです。
📦 主な用途
木炭、マッチの軸、梱包用箱材、パルプ、仮設模型