中国から台湾にかけて分布するマツ科の針葉樹です。密度は約0.45g/cm³で、日本のツガ(栂)とほぼ同等の物理的性質を持ちます。ツガ属の中では比較的硬く、針葉樹としては強度があるため、建築構造材としての価値が高いです。日本のツガと同様、古くから高級な柱材や鴨居として利用されてきた歴史があり、緻密な年輪が美しい仕上がりを約束します。注意点として、乾燥が不十分だと狂いが出やすく、また酸性成分を含むため、鉄釘が黒く変色(鉄汚染)しやすいという特性があります。