ヒマラヤツガ

Tsuga dumosa
Himalayan Hemlock
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.405 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈405 kg/m³

物性データ

基本密度0.405 g/cm³

特徴・解説

ヒマラヤから中国南西部の高地に分布する針葉樹です。タイワンツガに近い種ですが、密度は約0.41g/cm³とやや軽く、より柔らかい性質を持ちます。日本のモミに近い使用感と考えられます。高山の厳しい環境で育つため、成長は緩やかで年輪は緻密になります。軽量で扱いやすい反面、強度的にはタイワンツガに劣るため、重荷重がかかる場所よりも、内装や軽構造に適しています。産地の風土を反映し、古くからチベット周辺の寺院建築や屋根の板ぶき材として地域の人々の生活を支えてきた重要な樹種です。

🎨 色味
全体に白から淡い褐色で、心材と辺材の色の差はほとんどありません。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は精で、均一な質感が特徴です。
🛡️ 耐朽性
低いから中程度。屋外での使用には防腐処理が必須となります。
🔧 加工性
非常に容易。柔らかいため加工しやすいですが、圧縮に弱く傷がつきやすいです。
📦 主な用途
天井板、屋根板(板ぶき)、内装材、箱材、パルプ