スリッパリーエルム

Ulmus rubra
Elm, Slippery
Ulmaceae
広葉樹
基本密度
0.48 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
ヤンカ硬度
854 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.53
基本密度0.48 g/cm³
ヤンカ硬度854 lbf
曲げ強度 (MOR)90 MPa
弾性係数 (MOE)10.3 GPa
圧縮強度(繊維方向)43,900 kPa
圧縮強度(繊維直交)5,700 kPa
せん断強度11,200 kPa

特徴・解説

樹皮の内側に粘液(スライム)を含むことからこの名がつきました。密度は約530kg/m³で、ロックエルムよりは軽く、アメリカンエルムに近い重さです。日本のハルニレやアキニレと似た環孔材らしい力強い木目を持ちます。強度的には中程度ですが、衝撃に強く、蒸気曲げに対する適性が非常に高いのが長所です。一方、乾燥中に大きく収縮する傾向があり、安定させるまでに時間を要します。歴史的には薬用植物としても知られ、木材としては家具材としてバランスの良い性能を持っています。

🎨 色味
心材は赤褐色、辺材は白から淡い褐色。ロックエルムよりも心材の色が濃い傾向にある。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目は粗い。年輪がはっきりしており、力強い表情を見せる。
🛡️ 耐朽性
中程度。心材は一定の耐朽性を持つが、野外での長期使用には適さない。
🔧 加工性
中程度。機械加工は比較的容易だが、刃物を鈍らせやすい。接着や塗装の仕上がりは良好。
📦 主な用途
ダイニングチェア箱物家具バスケットの材料内装パネル樽材