ロックエルム

Ulmus thomasii
Elm, Rock
Ulmaceae
広葉樹
基本密度
0.57 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
曲げ強度 (MOR)
102 MPa

物性データ

比重(12%含水率時)0.63
基本密度0.57 g/cm³
曲げ強度 (MOR)102 MPa
弾性係数 (MOE)10.6 GPa
圧縮強度(繊維方向)48,600 kPa
圧縮強度(繊維直交)8,500 kPa
せん断強度13,200 kPa

特徴・解説

エルム(ニレ)類の中で最も重硬で強靭な種です。密度は約630kg/m³に達し、その名の通り「岩(Rock)」のような硬さを持ちます。日本のハルニレと比較しても非常に密度が高く、特に耐摩耗性と曲げ強度に優れています。かつては船の竜骨や車輪のハブなど、極めて高い負荷がかかる部位に重用されました。繊維が密に絡み合っているため、割ることが困難なほど強固ですが、その分乾燥時の収縮が大きく、狂いが出やすいという短所もあります。現在では希少性が高まっています。

🎨 色味
心材は淡褐色から赤褐色、辺材は幅が狭く、白に近い淡い色味を持つ。
🌿 木目・肌目
木目は通直または交錯し、肌目は粗い。エルム特有の波状の年輪模様が明瞭に現れる。
🛡️ 耐朽性
中程度。ニレ属の中では比較的高いが、接地しての使用には防腐処理が推奨される。
🔧 加工性
やや困難。非常に硬く、手工具での加工は骨が折れる。蒸気曲げ加工には非常に適している。
📦 主な用途
造船材椅子のフレームホッケーのスティック農機具の部品階段の踏板