ニクズク科ビロラ属の総称で、南米の熱帯雨林に広く分布します。密度は約0.47g/cm³と中程度で、日本のキリよりは重く、スギに近い重量感です。この属は「バヌアク」とも呼ばれ、ラワン材の代用として合板業界で重宝されてきました。軽くて扱いやすい反面、強度はそれほど高くなく、衝撃には弱い傾向があります。また、伐採直後の原木は変色菌や虫害を受けやすいため、迅速な乾燥と処理が求められる実用本位の木材といえます。